こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
2023年も残りわずかとなったので、今年足を運んだ博物館を振り返って一年の締めくくりにしたいと思います。
恐竜博2023 /3月訪問
博物館巡りのスタートは3月でした。
場所は国立科学博物館。恐竜博2023です。

初日に行きました。
初日は特に研究者が多かったらしく、耳をそばだてなくても話し声が聞こえてきました。
「査読が…」「論文が…」「研究テーマを見つけたかも…」
恐竜博2023がどれだけ注目されていたのかを肌で感じた瞬間でした。
研究者が観ているものと同じ展示を同じ時間に観ていることがワクワク感をいっそう高めます。
そして、列は進み、目に入った途端にあまりの美しさに震えたのがズールです。

なにこの化石…神々しい…
息を飲むとはこういうことなんですね。
その時の私は恍惚とした表情を浮かべていたと思う。
ズールの虜になり、恐竜博2023は5回観ました。
同じ展示を複数回観るようになったきっかけは私にとっては間違いなくズールといえます。
目黒寄生虫館 /4月訪問
恐竜博2023の帰りに立ち寄りました。

寄生虫専門の博物館があることをこの日の前日に知り、行ってみることに。
規模としては小さめ。
それでも特化した分野のある博物館は非常に興味深いです。
液浸標本がズラッと並びます。
インターメディアテク /4月訪問
こちらも恐竜博2023の帰りにハシゴしました。

インターメディアテクは前から気になっていた博物館のひとつです。
実際に行ってみるとマチカネワニの骨格がまずはじめに目に入ります。
階段を上がっていくと頭部もよく観られるので、これだけでも圧倒されますね。
中の展示室もオシャレな感じ。
素敵な空間が広がります。
群馬県立自然史博物館 /5月訪問

群馬県立自然史博物館にはもう回数がわからないくらい行っています。
常設で竜脚類の全身骨格が3体観られる素晴らしい博物館です✨
国立科学博物館の副館長、真鍋真先生が群馬県立自然史博物館では特別館長に就任されています。
5月には真鍋先生の講演会があり、終了後にお話をさせていただくことができました。
↓以下のページは真鍋先生に教えていただいた群馬県立自然史博物館の見どころがわかります↓
【特別館長のおすすめ】常設展示の見どころ紹介
上野の森美術館 /6月訪問

上野の森美術館に行きました。
美術館に行くのは人生初のような気がします。
目的は恐竜図鑑展。
国立科学博物館の恐竜博2023を観た後のハシゴです。
私が持っていた恐竜図鑑はもう長らく開く機会も無く、(手放してしまったので…)正直記憶も遠い。
そんな状態でも鮮やかな恐竜絵画を観ると懐かしい気持ちになりました。
小学校に上がる前、祖父の家で開いた図鑑の絵はこれだったのかと正体に気づきました。
当時は私にとって作者が誰かは重要ではなかったけれど、今思い返すと模写をしていたのはほとんどがブリアンの描く古生物でした。
こうしてまた絵が観られたことが幸せです😊
高崎ミネラルマルシェ /6月訪問

高崎駅東口をまっすぐ。
高崎芸術劇場をさらに東に進んだところにあるGメッセが会場でした。
鉱物や化石の即売イベントに行くのは初めて。
KASEKIYAさんのブースでアンモナイト化石を購入しました。
楽しみ方がわからず多少ビビりながら各ブースを回っていたのがもう懐かしい記憶のように思います。
東京ミネラルショーの前に雰囲気を体感しておいて良かった😊
2024年のミネラルマルシェは最初から全力で楽しめる気がします。
ポケモン化石博物館 /7月訪問

ついにポケモン化石博物館が群馬に来ました!
群馬県立自然史博物館の企画展観覧者数歴代トップになる盛況ぶり。
関連イベントの講演会、ワークショップも素晴らしい経験ができました。
この頃から博物館に通うのが習慣化。
そして私がX(このときはTwitterだったかな?)を始めたのが7月15日。
ポケモン化石博物館の初日と同日のことでした。
8月、9月、10月、11月、12月と最終日まで、私はずっと群馬県立自然史博物館に通っていたので博物館の方に顔を覚えられるほどでした。
これだけ通うと文章に残したいという気持ちも高まり、企画展終了間際の11月末はブログを開始することにしました。
↓以下のページでは行ってきた感想を書いています。↓
ポケモン化石博物館に行ってきました!【群馬編】
博物ふぇすてぃばる /7月訪問

相場先生の特別講演会がとても面白かったです。
7月から12月までの期間はポケモン化石博物館の会期も重なり、アンモナイトとの縁を感じることが多かったように思います。
恐竜科学博 /8月訪問

恐竜科学博は演出と共に楽しむという新しい体験。
化石を観ながら食事ができるのが良いですね😊
東京で久々に弟と再会し、展示を観ました。
一緒に博物館に行っていた頃のことを思い出しますね。
この日は弟(レタッチャー)のアドバイスでレインを撮影。

私は普段あまり写真の加工をしないのですが、少し加工をしてみたら対面するスタンとの死闘を繰り広げているかのような緊迫感のある写真に仕上がりました。
海展 /8月訪問

国立科学博物館の特別展『海』。
この展示は特に第1章、「海と生命のはじまり」が良いですね。
生き物の進化を化石で見せている点とシーラカンスの標本が観られる点が個人的に刺さりました。
サカバンバスピスが流行ったことも重なり、無顎類の展示を熱心に観ている人も多かったように思います。
インドネシアシーラカンスはアクアマリンふくしまの標本。アクアマリンふくしまも行ったことがあるので親近感が湧きました。
千葉県立中央博物館 /9月訪問

千葉県立中央博物館では『よみがえるチバニアン期の古生物』を観ました。
千葉県誕生150周年記念事業の一環で開催となったこの企画展。
ホロタイプ標本がいくつも展示されていることに驚きました。
非常に力の入った企画展だったと思います。
個人的には関連イベントの講演会の内容がとても気になっています。
都合が合わず参加できなかったのが唯一の心残りですかね。
博物館の情報は逃さないようにしたいですね。
葛生化石館 /10月訪問

企画展『ペルム紀という時代』の会期中に行きました。
イノストランケビアが観られる珍しい博物館。
見応えがすごいです。
「前恐竜時代 失われた魅惑のペルム紀世界」の著者、土屋さんの講演会ではペルム紀の生物解説がとても面白く、講演会の後にもう一度展示を観ました。
お昼頃に行ったので滞在時間は約半日。
観覧無料とは思えないほどに濃ゆい時間が過ごせました。
埼玉県立自然の博物館 /10月訪問

パレオパラドキシアの展示が充実している博物館。
「歩く」「泳ぐ」「食べる」の3つの異なる姿勢を観ることができます。
産状模型や実物化石などもあり、ついついじっくりと観てしまいます。
このときは企画展の『埼玉シェルワールド』の会期中でしたが、ほとんどの時間をパレオパラドキシアに吸われてしまうほどでした😅
化石のマーケット /11月訪問

化石好きにはたまらないイベントですね。
アクロカントサウルスが常設されているTCA東京ECO動物海洋専門学校の第3校舎が会場になっています。
ケースで覆われている化石が少なくて、光の反射をそれほど気にすることなく撮影ができます。
化石との距離がかなり近くに感じられて大変に良きです。
化石のマーケットというだけあって販売ブースもありました。KASEKIYAさんのカニ化石を購入。化石くじではマンモスとウニの化石をゲットしました😊
(この後に国立科学博物館をハシゴしましたが、長くなるので割愛します。)
神流町恐竜センター /11月訪問

群馬に住んでいながらほとんど行くことがなかった恐竜センター。
というのもアクセスの難しさがやはりネックになっていました。
しかし行ってみると「来てよかった!」という気持ちになるのが恐竜センターなんですね😊
日本初の恐竜の足跡、瀬林の漣痕が近くにあるので一見の価値あり。
館内にはタルボサウルスの全身骨格がいます😆
常設で観られるのはテンション上がっちゃいますね!
恐竜の全身骨格標本数は群馬県立自然史博物館をも凌ぐ特大ボリューム。
満足度の高い博物館です。
筑波研究施設 /12月訪問

ここに来たのはバックヤードツアーに参加するため。
2023年8月7日にスタートした国立科学博物館のクラウドファンディングの体験型リターンです。
研究施設で目にしたのは貴重な標本の数々。
今年は素晴らしい展示をたくさん観てきましたが、最終月の12月になってもそれらを上回る感動体験ができたことに驚いています。
本当に感謝でいっぱいです。
↓以下のページでは行ってきた感想を書いています。↓
【科博クラファン】バックヤードツアー化石コースに行ってきました。
地質標本館 /12月訪問

バックヤードツアーの後に訪れた地質標本館。
デスモスチルスが観られました。
時間が足りなかったので、また行きたいと思います。
東京ミネラルショー2023 /12月訪問

規模の大きさに驚きました。
化石やレプリカを扱うブースが多い!
高崎ミネラルマルシェと化石のマーケットに続く即売イベント。もう緊張はありません😊
出展者との化石談義に花が咲く熱いイベントでした。
お気に入りの化石にも出会えてホクホクです😊
↓以下のページでは行ってきた感想を書いています。↓
東京ミネラルショー2023に行ってきました。
コノドント館 /12月訪問

群馬県の大間々にある博物館。
規模は小さめですが、マニアックな展示が多い印象です。
コノドント関連の展示と大間々周辺で見つかる化石の展示が目玉展示になるかなと思います。
恐竜の頭骨レプリカが複数あります。
群馬県内では珍しくアロサウルスの頭骨が観られました。
↓以下のページでは行ってきた感想を書いています。↓
コノドント館に行ってきました。
まとめ
振り返ってみると2023年はすごい勢いで博物館や化石関連イベントに行っていたなぁと思います。
とても充実した1年でした😊
3月からいろいろな場所に行っていたわけですが、ブログに書いたのはほんの僅か。
来年は訪問した博物館は可能な限り記録として記事に残していきたいと思います。


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