こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
今回は1月6日、2024年になってから初の東京(国立科学博物館とスタディールーム)に行って来たのでそのときのことをちょっと書いていきます。
国立科学博物館
ディスカバリートーク

甲能先生の講演です。
デジタル画像で復元する際に、現生動物で使われるCTスキャンが化石ではどのように応用されるのかということがテーマです。
工業用を導入したり、3Dプリンタを活用したりすると標本を壊さずに研究ができるんですね。
ポタモテリウムの分類がより原始的な特徴を持っていることがわかったり、ニホンオオカミの頭骨の形状の違いが観られたりするようです。
コレクションの学術的価値の再評価にもつながったり、今後も期待の寄せられる技術であることが学べました。
甲能先生には筑波研究施設のバックヤードツアーを案内していただいたので最後、お話もできて良かったです😊
ミニ企画展『牧野富太郎と植物を観る眼』

ドラマ「らんまん」のモデルになった牧野富太郎のミニ企画展です。
牧野富太郎のヒストリーにはじまり、記載論文や牧野日本植物図鑑などが展示されていました。

らんまん各週のタイトルと一緒に植物が展示されていて、ドラマのシーンを思い浮かべながら観られます😊
らんまんで取り上げられた植物を観ていくと…
「これがあの…!ついに学名として刻まれたあのマルバマンネングサ!」

マキシモヴィッチの手紙を万太郎が読み上げるシーンはドラマの中でも一際印象的で、牧野の名が学名になりました。
感慨深い気持ちになります。
そして、
スエコザサの植物画の前に立ったときには頭の中に「愛の花」が流れました。

らんまん、良い最終回でしたね😭
科博のミニ企画展も素晴らしい展示でした。
日本館1F 南翼フロア
ほぼほぼ初見のフロアです。
ミニ企画展が中央ホールだったので、近い場所で日本館1Fから観てみることに。
ここには顕微鏡や時計などの道具が展示されています。
顕微鏡

プレパラートが縦向きにセットされるもの、脚が三脚のようになっているものなど、私が学校の理科室で使っていたものとは全然違う形状をしていることがわかります。
写真のものは展示フロアに入ってすぐのところにある虫靉靆というものだそうです。
ルビなしでは読めそうにない難しい漢字が使われています。
時計

写真に写っているものとは違う時計ですが、線香を使って時刻を計る時計には驚きました。
途中で線香が折れてしまったらどうするのかな?
と思ったりもしますが、燃える線香を時計として使う発想がすごいですね。
天球儀
天球儀のところでは何やら解説をしている方が。
これが「モノ語りワゴン」というものなのですね。
初めて参加しました。
天体は正直、未知というか知識が全くない分野でしたが面白かったです。
天球儀に示された天体が反転していることやエクアドルの国名が赤道由来であることなど、思わず「へ~😮」と口にしてしまう場面が何度もありました。
科博は本当にいろいろ知れるのが楽しい😊
そうこうしていると時間は14:30を回っていました。
さて、どうしたものか。
化石を観るかお昼にするか…和食展は?
ムーセイオンが混んでいたので今日のお昼は後回し。先に和食展に行くことにしました。
特別展『和食 ~日本の自然、人々の知恵~』

和食展だけで記事が書けそうなくらい素晴らしい展示でした。
古生物とは違うので、最初は「少し覗いてみるか」くらいの気持ちでした。(ブログにするか迷いながら観ていました)
しかし、3章の和食の成り立ちの途中で時間が来てしまうほどにじっくりと見入ってしまう展示構成で4章と5章、6章は全く観られませんでした…
水展示
個人的には水の展示が興味深いと感じました。

地質の観点から水を観るのは新しい感覚。
予想外の展示方法で思わず見入ってしまいました。
そば打ちの時、水が命と言われる理由がわかった気がします。
(父が板前なので水の話はよく聞いています)
そばの香りを最大限に活かす水選びも突き詰めれば終わりのない世界なのかも知れないですね。
魚介展示
もう一つは魚介の展示。
これは海展の雰囲気がありますね。
そして所蔵がどこなのかが気になりました。
私の地元、群馬県立自然史博物館が所蔵する標本もあるんですね✨

このタカアシガニも群馬だったとは!
所蔵の博物館に注目するのも楽しいです😆
ショップ

時間が少なかったので特設ショップで図録だけ購入。
常設のほうのミュージアムショップで恐竜博2002の図録を購入して2024年初の科博訪問は終わりました。
スタディールーム
上野駅にできた知的好奇心くすぐるお店。
スタディールーム。
この日は「いしわり2024」と題してジオードのクラッキングイベントがありました。
もう終わっちゃったかな〜💦
そう思いながら科博閉館後に急ぎ足で向かうと…
ギリギリ参加できました!

クラッキングの器具のレバーを上下に動かすと圧が強まっていき、重くなっていくのを感じます。
ジオードが割れる瞬間、バキッと大きな音を立てて中身が確認できるようになりました。

思った以上に結晶が詰まっていてびっくり!
開けるまでわからないワクワクってこれなんですね😊
まとめ
2024年の年明け。
お昼を食べ損ねたり化石を観られなかったりと、とてもバタバタした博物館巡りでスタートしましたが、それでもとても充実した時間が過ごせました。
観るべきものがあふれている科博。最高ですね✨
上野駅にスタディールームもできたのでこの2箇所は東京の定番コースといっても良いかもしれません😆
次に行くときは化石も観ます😊
今まで博物館に興味がなかった人にも「行ってみたい!」と言ってもらえるように、まずは私自身が楽しんでいることが伝わる記事を今年も書いていきます。
よろしくお願いいたします。


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