こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
今回の記事は豊橋市自然史博物館です。
化石ハンター展を観た次の日に豊橋市自然史博物館に行ってきたので書いていきます。
最寄の「二川駅」

二川駅に到着すると恐竜と翼竜のモニュメントがあり、たどっていくとのんほいパークに迷わず行けるようになっている親切設計です😊
豊橋市自然史博物館

豊橋市自然史博物館はのんほいパークの中にある博物館です。
のんほいパークは植物園、動物園、博物館、遊園地の4施設が集まっているのですが、一言で言い表すのはちょっと難しいくらいに広かったですね。
博物館前の恐竜模型

博物館の入り口には広場があり、メガロサウルスやパキケファロサウルスをはじめ、恐竜の模型がたくさん並んでいます。
尻尾が垂れ下がっている“ゴジラ型”の姿勢から鑑みるに結構な年代を感じさせます。
ブラキオサウルスはこんな感じです。↓

素晴らしいですね😆
ジュラシックパークのテーマが聞こえてきそうです🦕
博物館内の展示

博物館に入り、一直線に進むとティラノサウルスとトリケラトプスが居ます。
この2体が対峙するように並ぶ様子は圧巻です。
私が行ったときには団体さん(保育園かな?)がちょうど来ているタイミングでした。
当然のようにフォトスポットになっているのはさすが2大恐竜と言ったところ。
展示室は古生代展示、中生代展示、エドモントサウルス展示、新生代展示、郷土の自然展示などがあります。
化石の宝庫なので、閉館までじっくりと楽しめます。
古生代の展示
古生代展示室では最初のところでストロマトライトやエディアカラ動物群、バージェス動物群が展示されていました。



全体的に暗めの照明になっていて、海中の雰囲気があります。
とても落ち着きます😊
ダンクルオステウス

奥に進むとダンクルオステウスの展示もありました。
ダンクルオステウスのどの部分の化石なのか、気になったので博物館の方に質問してみると、これは上下方向に潰された頭部を下顎側から観ているもののようです。
三葉虫

三葉虫の展示ではクルジアナ(這い跡)もあります。
科博のものと比べてみると、休息痕(太い筋状になっているもの)は少ないようにも見えます。

豊橋市自然史博物館で展示されているのはポツポツと2列に並んでいるのが観察できるので、ここではあまり身体を引きずってないのかなと思います。
科博に展示してあるクルジアナの主よりも早く移動していた可能性がありそうです🤔
エステメノスクス

ディメトロドンやリストロサウルスなどのペルム紀展示のところではエステメノスクスの頭骨が観られたのが個人的に嬉しい。
土屋健さん著『前恐竜時代』で描かれていた復元図を見たとき、何とも特徴的なそのお顔立ちにちょっと興味惹かれるところがありました。
中生代の展示
ユアンモウサウルス

中生代展示室に入ると最初に見えるのはユアンモウサウルスだと思います。
竜脚類としては中型らしいですが、お腹の下をくぐれるような展示の作りになっているのでかなり近い距離で観ることができてそれだけで感無量です。

竜脚類の肋骨を真下から見上げたときは太古の地球の雄大さを最も感じることができる瞬間だと、個人的に思っています。
アロサウルス

アロサウルスの全身骨格もあり、足元には前後にティラノサウルスの頭骨とタルボサウルスの頭骨も観られます。

ステゴサウルス

後で観ようと思って写真を一枚だけ撮影。
ところが、観るものが多くてステゴサウルスの前に戻ってくるのを忘れました…
ステゴサウルスは私の地元、群馬では観られないし、科博でも壁際の展示になっているので惜しいことをしました😓
プシッタコサウルス、アーケオケラトプス、プロトケラトプス

プシッタコサウルスとアーケオケラトプスとプロトケラトプスの3体が並びます。
プシッタコサウルスとプロトケラトプスの特徴を持っているというアーケオケラトプスを中央に置いているのは面白いです。
それと名前の由来も。
アーケオケラトプスとプロトケラトプスの名前の由来は「古代の角のある顔」と「最初の角のある顔」。
意味を考えてみると随分と似た名前を与えられた恐竜もいるもんだなぁと、思ったりもします。
トリケラトプス

古生代展示室のトリケラトプスは部分的な化石が展示されていて、それぞれの化石の形状がよく観られるようになっています。
展示室を一度出て、博物館に入ってすぐのところに展示してある全身骨格を一緒に観てみるのも良いかも知れませんね。

海生爬虫類

天井からは海生爬虫類の骨格が吊り下げられています。
この中生代展示室はどこを見ても化石が目に留まるという幸せ空間です😊
海生爬虫類は見上げるのも良いですが、階段を登って2階に移動するとプラテカルプスが目線とほぼ同じ高さにくるので、いろいろなパターンで迫力ある写真が撮れますね😆

エドモントサウルスの展示
全身骨格

この全身骨格はアメリカのデンバー自然史博物館との友好提携を結び、購入した実物化石。
全体の90%が実物だそうです。
友好提携を結んだことで展示が叶った特別な標本なのですね😊
ミイラ化石

背中と手を観ると皮膚痕があるのがわかります。
ミイラ化石を常設しているのもなかなかレアなケースではないでしょうか。
ボーンベッド

白亜紀後期のランスクリーク層のボーンベッドを2m四方に切り取ったものだそうです。

ボーンベッド展示の隣にはパネルもあるので、発掘された場所の様子も一緒に観ることができます。
ハドロサウルス類の系統展示

エドモントサウルス、パラサウロロフス、コリトサウルス、ランベオサウルスの計4つの頭骨が並びます。
目立った突起を持たないエドモントサウルスはこの中では別グループであることが示されています。
新生代の展示
パレオパラドキシア

新生代展示室に入るとパレオパラドキシアが観られます。
名古屋市科学館で開催の化石ハンター展では追加展示でパレオパラドキシアの産状が観られたので、なかなかにタイムリーです。
ケサイ

こちらも同様に化石ハンター展に行った後だと感動する標本のひとつ。
化石ハンター展の目玉展示、チベットケサイは全身骨格と生体復元模型(親子)が観られたので迫力は少し違うのですが、もう一度化石ハンター展を観ている気分を味わえました😊
マチカネワニ

2024年は辰年。
辰(龍)の話題が盛り上がると引っ張りだこになるマチカネワニです。
新生代展示室の最後の最後、壁を這っています。
頭を下に向けているのでインターメディアテクとは違う姿勢が観られます。
まとめ
郷土の自然展示室は時間が無くて観られませんでしたが、まとめに入りたいと思います。
ざっと観て回った感じだとかなりボリュームがある博物館だというのが私の率直な感想です。
ステゴサウルスは観るのを忘れるし、アンモナイトや昆虫、植物なども細かく観る余裕がありませんでした。
そのくらい見どころが豊富ですね。
あわよくばのんほいパークの動物園でシロサイも見ようかと思いましたが、1日に詰め込んで良い旅程では無かったようです💦
行けるタイミングがまたあれば、あまり観られなかった展示を中心にまわりたいと思います。
良い博物館でした😊
アクセス・その他
豊橋市自然史博物館(のんほいパーク)
●開館時間/午前9:00~午後16:30(入園は16:00まで)
●休館日/月曜日(祝日の場合は翌平日)
●観覧料/当日 一般 600円
小・中学生 100円
前売り 一般 480円
小・中学生 80円
※最寄り駅 JR東海「二川駅」南口から向かうと東門を目指すのが近いです。


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