オダイバ恐竜博覧会に行ってきました。

イベント

こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
今回はオダイバ恐竜博覧会に行ってきたので、感想をまとめていきたいと思います。

オダイバ恐竜博覧会

訪れたのは2024年4月18日。
台場駅からすぐ、フジテレビ本社屋が会場になっているイベントでとても盛り上がっていました。

第1会場

始まりの展示は、恐竜っぽいけど恐竜じゃない、そんな古生物たちが中心になっていました。
恐竜は後半の展示ですね。

ディロサウルス

ディロサウルス

海棲のワニ類。
実物化石とのこと。
白亜紀末の大絶滅を逃れて新生代の地層からも見つかるというのが興味深いです。

ステノプテリギウス

ステノプテリギウス

ディロサウルスに続く、実物化石の展示。
魚竜の綺麗な化石です。

プテラノドン

プテラノドン

天井が低いおかげか、その距離はかなり近くに感じました。
骨格の上には生体復元のイラストも描かれています。

エラスモサウルスとプロトステガ

エラスモサウルスとプロトステガ

海で繁栄した爬虫類として紹介されていました。
エラスモサウルスに関しては、あまり大きくない第1会場に長い頸をよく詰めたなぁ、そんなことを思ったりします。

ティランノサウルスロボット

ティランノサウルスロボット

これ、迫力がすごかったです。
足元には頭がちぎれて胴体と切り離されたトリケラトプス。
骨も剥き出しになっています。

犠牲になるトリケラトプス

なかなかにむごい…
そんな様子を見ていると動き始めるティランノサウルス。

バリバリと音がすごいんです。

咀嚼音。
頭の動き、目の動き、咆哮も。

ティランノサウルスロボット(表情①)
ティランノサウルスロボット(表情②)
ティランノサウルスロボット(表情③)

緩急のある調整でまさにそこにいるかのような圧を感じます。

カマラサウルス(幼体)

カマラサウルス(幼体)

幼体のカマラサウルス。
群馬県立自然史博物館のカマラサウルスを普段見ているので体サイズの違いを感じられます。

チンタオサウルス

チンタオサウルス

「一本角のような骨が特徴のユニコーンのような恐竜」と紹介されていました。
私もずっとそうだと思っていたのですが、2013年の再検討により復元が変わっているとのこと。

初歩的なところなのかもしれませんがひとつ気付きのある展示でした。

アクロカントサウルス

アクロカントサウルス

アクロカントサウルスの骨格を観るのは化石のマーケット以来2回目かな?
相変わらずかっこいいです✨

原始的な恐竜

三畳紀の恐竜が並びます。
エオラプトルとヘレラサウルスです。

エオラプトル
ヘレラサウルス

分類をどのようにするのか、様々なことが言われている恐竜ですね。
恐竜の進化を展示するときには頻出の標本という印象があります。

第2会場

第2会場は恐竜研究最前線を展示。
「恐竜」が知られていなかった頃のことから紹介が始まり、現在の日本の恐竜研究まで観ることができます。

フクイティタン

竜脚類として日本で初めて学名が付けられたと紹介されています。

フクイティタン橈骨
フクイティタン大腿骨
フクイティタン上腕骨

部分化石の展示なので全貌を想像するのは難しいですが、3つの骨が観られるのはありがたいです。

フクイサウルス

フクイサウルス

1989年に本格的な恐竜化石発掘調査が始まり、多数の骨を発見。全身骨格が復元された日本で初めての例になりました。
そして2003年に学名がついたという、時間の流れやエピソードを感じる恐竜ですね。

フクイラプトル

フクイラプトル

フクイラプトルは恐竜博2023でも展示されてましたね。
オダイバ恐竜博覧会では会場に2体います。

フクイベナートル

フクイベナートル
フクイベナートルロボット

フクイベナートルは1体分の骨がまとまって見つかり、約70%の骨が確認された珍しい例と紹介されていました。
骨格と一緒にロボットも展示されています。

ティラノミムス

ティラノミムス

2023年に新種として報告されました。
福井県立恐竜博物館にて期間限定で実物が展示されていましたが、私はそのときには行けませんでした。
東京にレプリカが来ると知ったのが、オダイバ恐竜博覧会に行くきっかけとなったのでこれを観に来たと言っても過言ではありません。

新種記載の決め手となった腸骨と上腕骨を観ることができました。

トリケラトプス脳函

トリケラトプス脳函

この展示は驚きました。
実物の脳函らしいです。

第2会場の中でもかなり力の入った紹介のされ方をしていたように思います。
エンドキャストも隣に並びます。

また、タルボサウルスやマンテリサウルスなどの脳函断面もありました。

タルボサウルスとマンテリサウルスの脳函断面

CTスキャン技術の進歩により、かつては標本を割らなければならなかった研究も壊さずにできるようになったことが紹介されています。

第3会場

王者の部屋です。
オダイバ恐竜博覧会の目玉展示、遊泳姿勢のスピノサウルスロボットが観られます。
スピノサウルス実物化石やバリオニクスの骨格なども楽しめます。

スピノサウルスロボット

スピノサウルスロボット

第3会場に到着すると目に飛び込んでくるのがスピノサウルスのロボットです。
世界初公開のロボットで大注目の展示になっていました。

ティランノサウルスよりは泣き出す子が少ない印象ですが、時折吹き出す鼻息に驚くのは大人の方が多かったですね。

スピノサウルスロボット(頭部)
スピノサウルスロボット(後肢)

顔まわりの皮膚の質感が個人的に好きです😊
それと後肢の筋肉モリモリ感もすごい。

スピノサウルス頭骨

スピノサウルス頭骨

群馬県立自然史博物館のスピノサウルス頭骨と比較してもかなり大きく見えます。

スピノサウルス頭骨(少し見上げた感じ)

なかなか撮れない角度での撮影もできます。

スピノサウルス胴椎

スピノサウルス胴椎

スマホの横向き撮影だと全体が入りません。
縦に長い胴椎。

「これが帆の部分か〜」

これは後ろを振り返ってロボットの帆も確認したくなりますね。

スピノサウルス実物化石

歯骨、前上顎骨、上顎骨、鼻骨と実物化石が並びます。
なんと、日本初公開となる標本です!

これには思わず何枚も📸

スピノサウルス歯骨①
スピノサウルス歯骨②
スピノサウルス前上顎骨
スピノサウルス前上顎骨、上顎骨、鼻骨

実物を部位ごとにじっくり観られます。

ほとんどの人はロボットに夢中で実物化石の前がガラガラだったのは何とも幸運😊

歯骨は上を向いているものと手前側に傾けて展示しているものがありました。
この配置が特に良くて、これだけでも目視で観察できる角度がだいぶ変わる気がします。

バリオニクス

バリオニクス

「全長約10mにも達する大型の肉食恐竜」とありますが、スピノサウルスロボットの目の前にあるのでなんだか小柄に見えます。

タラルルス

タラルルス

アンキロサウルス科の恐竜。
恐竜博2023や化石ハンター展などにもいましたね。
私の中では引っ張りだこな恐竜というイメージです。

頭骨展示

ティランノサウルス、トリケラトプス、スティラコサウルス、ゼノケラトプスの頭骨が並びます。

ティランノサウルス頭骨
トリケラトプス頭骨
スティラコサウルス頭骨
ゼノケラトプス頭骨

ゼノケラトプスは初めて観ました😊

ガチャピンムックミュージアム

ここではオウエンザウルス「ガチャピン」の進化の展示がありました。
剣竜のなかまではないかというガチめな考察が繰り広げられています。

ガチャピン考察①
ガチャピン考察②

ガチャピンの骨格が観られる面白さ。
うっかりすると見逃してしまう展示なのでガチャピンムックミュージアムも忘れずに寄りたいスポットですね。

グッズ

オダイバ恐竜博覧会での購入グッズ

かわいいデザインが多かったので迷いましたが、最終的にはこんな感じ。
クリアファイルとシール、それとフェバリットのスカルシリーズを購入しました。

まとめ

オダイバ恐竜博覧会は恐竜好きが楽しめる展示会でした。
実物化石、テンション上がります✨

スピノサウルスの歯骨にトリケラトプスの脳函。
ティラノミムスのレプリカが観られるのもポイント高いですね。

そしてあのロボットは見たら忘れない。

ティランノサウルスのロボットを前に泣きだしてしまう子。姿を見ずとも咀嚼音で腰を抜かしてしまう子。

恐竜のことが嫌いになってしまう子もいるのでは?と心配になるほどの迫力がありましたが、それは福井県立恐竜博物館の妥協なき姿勢なんだろうなと私はポジティブに受け取っています。

新種発見や新幹線開通など活気あふれる福井県。
早くも福井県立恐竜博物館に行きたくなってきました。

少し先になりますが、福井遠征も行く予定なので今からワクワクです😊

良い展示でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました