こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
少し時間が空いてしまいましたが、「ティラノサウルスワールド2024」の展示を観てきたので、書きたいと思います。
アリオラムス

いきなり主役を載せちゃいます😊
アリオラムスはティランノサウルス科の原始的な仲間と考えられるようです。
実を言うと私はこの展示で初めてアリオラムスを知り、復元骨格を観るのも当然ながら初めてのこと。
企画展規模としては小さいのですが、観るものがみんな新鮮に感じるものでした。
「ほぇ〜、叉骨の角度こんな感じなんだ〜」
とか。
「頭骨は細身だけど身体のバランス的にはだいぶ大きいなあ」
とか。

できれば真正面から観て横幅の膨らみがどのくらいなのか観たかったけれど、柵があったので回り込むのは難しい感じでしたね。
ティランノサウルスの亜成体とも違うプロポーションでこれがアリオラムスかぁと、しばらく観ていると誰も居なくなっていました。
私はこの一体の標本をどれだけ観ていたんだろうか笑
そして「ティラノサウルスワールド」と言っているくらいだし、観るべきはアークトメタターサルだろう…

そう思っているとやはりポイントだったようですね。
キャプションにも中足骨のことが書かれています。

「強度を高めている点では明らかに進歩的である。」
国立科学博物館の恐竜博2023で観たタイソン。
その中足骨と比較してみると、タイソンの狭窄具合のすごさに気付きます。

というか骨の太さがとんでもない。
アリオラムスが強者への道を歩み始めたという進化の歴史が見えた気がします。
アリオラムスとティランノサウルスの違いを感じられる点でもかなり面白い展示でしたね。
エドモントサウルスの中足骨

アリオラムスの手前に展示されていたのはエドモントサウルスの中足骨。
ここにあるのは実物で、触れるのが驚きです。
ティランノサウルスの捕食対象となっていた恐竜の展示で、同じく注目ポイントとなる中足骨を見せているのが工夫を感じます。
その他
他にはティランノサウルスの頭骨、タルボサウルスの頭骨などもありました。
頭骨は観る機会が多いですね。

私が珍しいと思ったのは尾椎ですかね。

尾椎の実物化石をこのように単独で展示するのはなかなか見かけないような気がします。
(私の博物館巡りの歴が浅く、知らないだけかもしれませんが。)
まとめ
掲示されていた系統図を見るとティランノサウルスに近縁な恐竜の名前が書かれているけれど、それぞれの解説はあまり無かったような印象を受けました。
おそらくアリオラムスを観てもらうための展示、他の恐竜は興味があったら自分で調べてね、というスタンスの企画展だったのかなと思います。
私としては限られたスペースでアリオラムスを中心として観てほしいであろう標本がじっくり観られたし、エドモントサウルスの化石にも触ることができたのがとても良い展示だったと思います。
「中足骨」というチョイスがかなり刺さりました✨
ブログには書いていませんが、アンモナイトや植物などは実物化石がいくつも観られました。
宇宙科学館でこれだけの標本が用意されていたのが驚きでしたね。
面白い企画展でした😊


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