コノドント館に行ってきました。

博物館

こんにちは。
古生物部屋のSayakaです。
今回は群馬県にある博物館、「コノドント館」について書いてみたいと思います。

コノドント館

コノドント館のリーフレット(建物のイメージとして使用させていただいています。)

コノドント館は歴史、自然、民俗の3分野を展示する博物館です。
建物が博物館として使われる前、もともとは銀行だったそうです。
大正10年に造られた建物。
群馬県で一番の歴史があり、みどり市の重要文化財になっています。

コノドント館の愛称はどこから?

検索をしてみると、「みどり市大間々博物館」と出てきます。

ん?どっちの名前が正しいの?

「コノドント館」という名前がどこからきているのか、疑問に感じる方もいるかもしれませんね。
(私が疑問に思いました。)

これは、コノドントを日本で初めて見つけた林信悟さんに因んで(ちなんで)愛称として浸透しているようです。
コノドント研究の中心人物として活躍、研究の参考になりそうなものなら何でも集めました。

そして林さんが生まれ育ったのが群馬県の大間々だったのですね。
博物館に並ぶ標本は膨大なコレクションの中から展示しているとのこと。

気になる名称はというと、どちらでも通じるみたいです。
博物館により親しみを込めた呼び方が「コノドント館」なのですね😊

ショーケースの展示物

コノドント館は2階建になっていて、1階が自然展示室、2階が歴史展示室になっています。
このブログは【古生物部屋】としているので、1階の自然展示室に焦点を当てていくつか紹介します。

古生代展示のショーケース

古生代展示(マーレラ)

マーレラの化石を観たときは驚きました。
小さな博物館なので正直侮っていた部分もあるのですが、これがあるんですね!
なかなかマニアックな気がします😊

古生代展示(三葉虫)

三葉虫もいます。
「キリュウエンシス」なるものも。
桐生の名のつく三葉虫がいたんですね。
よく観たかったのですが、虫眼鏡の角度的にちょっと見づらいです…

中生代展示のショーケース

中生代展示(イクチオサウルスの背骨)

ここのイクチオサウルスの背骨は迫力あります。母岩付きだからですかね。
群馬県立自然史博物館で観られる魚竜類は全身骨格なのですが、また違った印象です。
母岩付きの標本というのは何だか地球の雄大さをより強く感じられて個人的にはこういった展示も大好きです😊

新生代展示のショーケース

新生代展示(貝類)

新生代は貝類が多いです。
埼玉、栃木、桐生など、比較的近場の化石が観られます。

コノドント

コノドントの解説パネル

これ、大事ですね。
「コノドント館」ですから。
説明パネルは大きめに作られています。


「それまで古生代とされていた地層から、中生代・三畳紀初めのコノドント化石が発見されたことにより、日本列島が陸地化しはじめたのは従来の説より新しく、中生代・三畳紀末であることが証明されました。」


この文章のところはまさしくビッグニュースですね。
示準化石としての役割がはっきりとわかります。

コノドントの類型

約400倍の模型が展示されています。
8種類の形状の違いがとても見やすいです😊

恐竜化石(レプリカ)の展示

頭骨をはじめ、目を引く大きな標本もいくつかありました。

タルボサウルス

タルボサウルス

頭骨の展示です。
神流町恐竜センターのタルボサウルスよりも低い位置(近い位置)で観察ができるのがポイントですね。

アロサウルス

アロサウルス

頭骨の展示です。
群馬県では常設で観られる場所はたぶんコノドント館だけのような気がします。

アロサウルス(爪)

隣には爪もありますね。

ヴェロキラプトル

ヴェロキラプトル

コノドント館で展示されている恐竜の中では唯一全身骨格として観ることができます。
神流町恐竜センターの格闘化石と見比べたい展示ですね。

サイカニア

サイカニア

頭骨の展示です。
群馬県の東毛エリアでも展示されている場所があったんですね。

パキケファロサウルス

パキケファロサウルス

こちらも頭骨ですね。
若干上を向いてるのかな?という感じの角度で展示されています。

アパトサウルス

アパトサウルス

キャプションの情報が少ないのですが、大腿骨かと思われます。
群馬県立自然史博物館や神流町恐竜センターでは竜脚類の化石は触れるものがあるのですが、コノドント館は違うようです。
立てて展示してあるので倒さないように。
触らないように注意です!

キャプションの情報は全体的に控えめな印象です。
恐竜の大きさのイメージを掴むためには、コノドント館と併せて神流町恐竜センターに行くと良いのかもしれません。
(神流町恐竜センターにはタルボサウルスとサイカニアは全身骨格があります。)

とはいえ、観覧料の安さを考えたらコノドント館は見どころ満載です。
訪れる価値が十分にあると思います😊

まとめ

コノドントに注目すれば、拡大模型が豊富なので微化石の印象が変わりますね。
ブログには書いていませんが、コノドントの紹介映像もありました。
古めの映像でしたが、これも学びがあります。
見れば微化石が身近に感じられる映像です。
砥石にも微化石が含まれていることを、この博物館に来て知る人も多いのではないかと思います。

由緒ある博物館。
規模は小さめですが面白い博物館でした😊

アクセス・その他

コノドント館(みどり市大間々博物館)
●開館時間/午前9:00~午後5:00
●休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)
     年末・年始(12月28日~翌年1月4日)
●観覧料/一般    200円 
     小・中学生 50円


     

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